神立高原は比較的新しいスキー場で前にも滑ったことがあり、北斜面が多く雪質も良いからです。
その前に雪はあるのか心配だったのですが、例年よりはもちろん少ないのですが滑るには問題なく前面滑走が可能でした。山頂から見回すと周りのスキー場も問題なく滑れる状態にあるようでした。
しかし湯沢の温泉街は全く雪が無く、あのしっぽりと雪に覆われた温泉情緒は味わうことが出来ませんでした。
若い頃には結構湯沢には通った頃があり、駅から旅館へ行くにも雪で細くなった道をリュックを背負い、スキーを担いでトボトボと歩き、女中さんに迎えられ衣服に積もった雪を箒で払ってもらい、湯殿へ案内されすっかり冷え切った体を温泉で暖め、食事は女中さんが付きっ切りで給仕してくれたことなどを思い出しながら温泉街を眺めてきました。小説「雪国」ではありませんが、私にもほろ苦い思い出があったりして、湯沢は忘れられない温泉地です。
スキー場は相変わらずボーダーが多いですね、そして相変わらずマナーが悪いです。ゲレンデの真ん中で平気で座り込んでいるし、衝突しそうになっても誤ることもなく滑っていってしまうし、時々奇声は発するし、2年前だったと思いますが北海道へスキーに行った時は、猛スピードで私の前を滑りぬけたときスキーの先端をカスッテ行ったのですが、もちろん謝る事もなく行ってしまったのですが、下へ来てからどうもスキーの様子が変だと思って点検してみると、スキーのトップがパックリと剥がれていました、鋭利なボードのエッジがスキーの先端に衝撃を与え割ってしまったのだろうと思います。ガムテープで応急措置をしましたがその後はスキーになりませんでしたね。それからボーダーが休憩する時、彼、彼女らはボードを立て掛けないのですね、皆、雪の上に並べるのですね、これにはビックリしました、写真を見てください、まるで魚市場のマグロみたいに整然と横たわっていますね、異様な光景だと思いシャッターを切ってしまいましたが、今ではこの光景が普通なのでしょうかね。(中年スキーヤーのぼやきです)