明日は最終日、日本へ帰らなければなりません。
「DMZ」非武装地帯、板門店に行ってきました、いうまでもなくここは北朝鮮と国境を接しているところです。国境数キロ幅が非武装地帯と設定されています、いわゆる38度線です。
ここには国境を挟んで韓国側と北朝鮮側が常時睨み合っている特殊な場所で韓国側は連合軍と共に警備についているところで、略してJSAと呼称されています。
ここは現在でも戦時下であり、休戦状態にあるに過ぎない、と言われ、周りは制服を着た兵士ばかりだしいやが上にも緊張が走ります。国境線を挟んで韓国側と北朝鮮側の建物があり、韓国側兵士が顔を半分だけ出して常時北朝鮮側を見張っていました。
あまりここで詳しく解説したり、写真を載せたりすると、どういうお咎めを受けるか分かりませんので、これ以上は書きませんが、こうしている瞬間にも休戦が終了して開戦してしまうかもしれないと思うと、恐ろしいものだと感じられる場所でした。
少し離れると観光地されたところがあり、イムジン河を挟んで北朝鮮側が見通すことができ、韓国側は緑豊かなのに川向うは荒涼とした土地だけが遠望でき、国力の差をガイドは力説していました。
朝鮮戦争時代の遺物も展示されていて、銃撃でボコボコに穴が開いた蒸気機関車の実物が展示されていました。
さて、ソウル最後の夜です、どこか変わったところへ行ってみようということで、夜市の屋台で食事をしてみようということで出かけました。「東大門(トンデムン)」市場と、「南大門(ナンデモン)」、「清渓川(チョンゲジョン)」付近を散策して屋台で食事をとりましたが、平日でも大変な賑わいで、観光客ばかりではない、韓国人のエネルギーを感じました。
ソウル旅行も無事終わりました、旅というとどうしても解放感が先に立ってしまい、日頃の常識からはみ出してしまうことがあります、特にマナーなどは「旅の恥はかき捨て」とばかりになりがちですが、常識ある大人として気を付けたいものです。
(自己反省・・・)楽しい旅行でした。